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スキンケア

タクロリムス軟膏(プロトピック)

ステロイドを使わずT細胞を選択的に抑制する画期的な免疫調節外用薬

施術時間
1日2回 外用(改善後は週2回維持)
ダウンタイム
なし(初期灼熱感あり)
推奨回数
急性期2-4週間 → 維持療法(保険適用)

この治療について

タクロリムス軟膏(プロトピック軟膏0.1%/0.03%)は、マクロライド系免疫抑制剤タクロリムスを含有する保険適用の外用免疫調節薬です。カルシニューリン阻害によりT細胞の活性化を選択的に抑制し、ステロイド外用薬のような皮膚萎縮・毛細血管拡張などの副作用を起こさないのが最大の特長。

アトピー性皮膚炎の顔面・頸部の治療に特に有用で、ステロイドの長期使用が問題となる部位(顔・まぶた・陰部)での第一選択薬として位置付けられています。美容皮膚科では白斑の治療にも使用されます。

作用機序

タクロリムスは細胞質のFKBP-12に結合し、複合体がカルシニューリン(カルシウム/カルモジュリン依存性脱リン酸化酵素)を阻害。これによりNFATの脱リン酸化・核内移行が阻止され、T細胞からのIL-2、IL-4、IL-5、IFN-γ等の炎症性サイトカイン産生が抑制されます。ステロイドと異なりコラーゲン合成を阻害しないため、皮膚萎縮を引き起こしません。分子量が大きい(822Da)ため正常皮膚からの吸収は極めて低く、炎症でバリアが損傷した部位のみに選択的に浸透。

適応症

アトピー性皮膚炎(顔面・頸部)脂漏性皮膚炎白斑ステロイド長期使用が問題となる部位

期待される効果

塗布開始1-2週間で炎症の有意な改善。臨床試験では67%以上の患者が50%以上の改善を達成。顔面の紅斑・掻痒が速やかに軽減。長期使用(1年以上)でもステロイドのような皮膚萎縮・毛細血管拡張が生じないことが確認されている。プロアクティブ療法(週2回の維持塗布)で再発率を有意に低減。

臨床エビデンス

Ruzicka T, et al. (1997)
A short-term trial of tacrolimus ointment for atopic dermatitis. N Engl J Med
タクロリムス外用のアトピー性皮膚炎に対する有効性を実証した初のRCT。用量依存的な改善を確認 PMID:9321530
Wollenberg A, et al. (2008)
Proactive treatment of atopic dermatitis in adults with 0.1% tacrolimus ointment. Allergy
プロアクティブ療法(週2回塗布)がリアクティブ療法と比較して再発率を有意に低減することを実証。維持療法の根拠となった重要研究 PMID:18484962
Ashcroft DM, et al. (2005)
Efficacy and tolerability of topical pimecrolimus and tacrolimus in the treatment of atopic dermatitis. BMJ
メタアナリシスでタクロリムス0.1%がアトピー性皮膚炎に対して有効であることを確認。プラセボおよび低濃度製剤に対する優位性を実証 PMID:15767266

リスク・副作用

使用開始時に塗布部位の灼熱感・刺激感が高頻度(40-50%)で出現するが、通常数日-1週間で軽減。理論的な免疫抑制による感染症リスク(単純ヘルペスなど)。FDAブラックボックス警告(リンパ腫リスク)があるが、20年以上の市販後調査で因果関係は確立されていない。飲酒後に顔の紅潮が生じることがある。紫外線防御は推奨。2歳未満には0.03%製剤のみ使用可。

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