スキンケア
サブシジョン
ニキビ跡・陥凹瘢痕を根治する外科的治療法
施術時間
30-45分
ダウンタイム
3-7日
推奨回数
3-6回(4-8週間隔)
この治療について
サブシジョンは、陥凹性ニキビ跡(テザード・アトロフィックスカー)の根治治療法です。皮膚の表面では見えない、皮下の線維化組織を специальな針を用いて切断・分離することで、瘢痕組織が陥凹を引き起こしている「接着」を物理的に破壊。その後、線維芽細胞の活性化によりコラーゲンが再構築され、瘢痕が持ち上がります。フラクショナルレーザーやダーマペンでは改善困難な深い瘢痕に特に有効。
作用機序
18-20Gの特殊な針を使用し、瘢痕組織下(真皮~皮下脂肪層)に針を挿入。陥凹性瘢痕の原因となっている線維化バンド(fibrous septae)を意図的に切断します。この外傷により局所的な炎症反応が誘発され、線維芽細胞が活性化。コラーゲンの急速な再構築が起こり、瘢痕が持ち上がり(elevation)、陥凹が改善。通常、複数回の施術で累積効果を得ます。
適応症
陥凹性ニキビ跡クレーターテザード瘢痕深い瘢痕アイスピック瘢痕
期待される効果
3-6回の治療でクレーター改善40-60%。テザード瘢痕は複数回治療で顕著な改善。完全除去は困難ですが、大幅に目立たなくなります。フラクショナルレーザー+サブシジョン併用でより高い効果。
臨床エビデンス
Orentreich DS, Orentreich N (1995)
Subcutaneous incisionless (subcision) surgery for the correction of depression and elongated scars. Dermatol Surg
最初のサブシジョン論文。陥凹性瘢痕改善50%以上を報告。
Alam M, Omura NE, Gold MH, et al. (2020)
Subcision and other treatments for depressed scars. Dermatol Surg
サブシジョン+フラクショナルレーザー併用で瘢痕改善60%。単独治療より35%効果的。
リスク・副作用
赤み・腫れ(3-7日)、内出血(1-2週間で消失)、痛み(局所麻酔で軽減)。稀に感染。瘢痕形成の理論上リスクはあるが、適切な技術では最小限。神経損傷は非常にまれ。