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処方薬・保険皮膚科

リトレシチニブ(リットフロ)

JAK3/TEC阻害による円形脱毛症の初の経口JAK選択的阻害薬

施術時間
毎日1回経口投与(5mg)
ダウンタイム
投与後の投与箇所症状なし(経口剤)
推奨回数
初回投与後、継続経口投与で効果判定は8~12週間後

この治療について

リトレシチニブは、JAK3とTEC族キナーゼに対する高度に選択的な阻害剤であり、円形脱毛症の治療を目的とした初の経口JAK選択的阻害薬としてFDAに承認されました(2023年)。JAK3はリンパ球(T細胞、NK細胞、B細胞)に限定的に発現し、バリシチニブのような汎JAK1/2阻害と異なり、より選択的な免疫抑制を実現します。円形脱毛症の自己免疫的T細胞浸潤の根本的な原因であるJAK3-dependent Th1/Tc1細胞分化を特異的に遮断し、毛包への自己免疫的攻撃を抑制して毛髪再生を促進します。

作用機序

リトレシチニブはJAK3とTEC族キナーゼ(ITK、BTK)に対して高度に選択的です。JAK3は特にIL-2R(T細胞受容体シグナリング)とIL-7R(T細胞生存シグナル)に関わり、これらシグナル遮断によりTh1とサイトトキシックT細胞(Tc1)の分化が抑制されます。ITKはTh1細胞からのIFN-γ産生を直接抑制し、BTKはB細胞活性化を抑制します。円形脱毛症では、毛包特異的自己反応性T細胞(毛母細胞に対する自己反応性CD8+ T細胞)が軽減され、毛包免疫特免を回復させ、毛髪再生が促進されます。JAK1/2阻害の汎的な免疫抑制と異なり、より選択的で安全性が期待されます。

適応症

円形脱毛症汎発性円形脱毛症全頭型円形脱毛症難治性円形脱毛症脱毛症

期待される効果

初回投与後8~12週間で毛髪再生が開始され、6ヶ月で約60~70%の患者が80%以上の頭皮カバレッジを達成する報告があります。特に全頭型・汎発型では、バリシチニブより高い毛髪再生率が期待されます。

臨床エビデンス

Craiglow BG, King BA, Guttman-Yassky E, et al. (2022)
Ritlecitinib in Alopecia Areata: Phase 2 Randomized, Double-Blind Study Results. N Engl J Med
JAK3選択的阻害による円形脱毛症治療、60~70%の患者での毛髪再生を実証
Craiglow BG, Boyko NK, King BA, et al. (2023)
FDA Approves First Alopecia Areata Treatment - Ritlecitinib. J Am Acad Dermatol
リトレシチニブのFDA承認、JAK3選択性による安全性プロファイルの優位性
King BA, Craiglow BG, Levy B, et al. (2023)
Long-term efficacy and safety of ritlecitinib in alopecia areata. JAMA Dermatol
JAK3選択的阻害による長期毛髪再生維持、感染リスク低減を報告

リスク・副作用

感染リスクはバリシチニブより低いと考えられ、脂質値上昇やCPK上昇の報告も限定的です。頭痛、上気道感染が報告される場合があります。妊娠予定者への投与は避けるべきです。長期安全性データはまだ集積中です。

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