再生医療
脂肪注入(肌)
自分の脂肪採取・精製・注入で天然ボリューム・ハリ回復
施術時間
60-90分
ダウンタイム
7-14日
推奨回数
1回(脂肪生着により永続、追加注射は1年後以降)
この治療について
脂肪注入(autologous fat grafting)は、患者自身の脂肪を腹部などから採取し、遠心分離で不要な液体を除去・精製した後、顔のこけ地やしわなどの凹みに注入するボリューム再生法です。自分自身の細胞を使うため、アレルギー反応やアレルギーは一切なし。注入された脂肪細胞の一部は生着し、長期的なボリュームを提供。さらに脂肪幹細胞(ADSCs)も含まれ、強力な再生因子が肌質も改善。最も自然で、長期効果が期待できる豊満化・若返り法。
作用機序
採取した脂肪を遠心分離で精製。生存できる脂肪細胞を濃縮した移植用脂肪を準備。これを微細なニードルで顔の凹部に注入。注入脂肪の一部(通常30-50%)は血管新生により生着し、永続的なボリュームとなります。同時に脂肪組織に含まれるASCsが放出する成長因子(EGF、PDGF、VEGF、HGF等)が周囲の組織を刺激。線維芽細胞が活性化され、コラーゲン産生が促進。単なるボリューム増加ではなく、肌全体の再生を誘発。
適応症
ほうれい線こけ地(ゴルゴライン)マリオネットライン頬のボリューム低下シワ・老化顔
期待される効果
即時的なボリューム感。3-6ヶ月で脂肪の生着が確定し、その後は永続的。1回で30-40%ボリューム回復。肌質改善も著しく、光沢感が増す。
臨床エビデンス
Coleman SR (2006)
Structural fat grafting: more than a permanent filler. Plast Reconstr Surg
採取脂肪の30-40%が生着し、永続的なボリュームを提供。ASCs由来因子が肌再生を促進。
Gir P, Brown SA, Coon D, et al. (2012)
Fat grafting: evidence-based review on autologous fat harvesting, processing, reinjection, and perioperative considerations. Plast Reconstr Surg
自体脂肪注入は従来のフィラーより自然で、長期的な満足度が93%。
リスク・副作用
採取部位の一過性腫れ・痛み(1-2週間)。注入部位の腫れ・赤み(3-7日)。稀に嚢胞や脂肪壊死(リポネクローシス)。感染リスク:術後ケアが重要。