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スキンケア

アゼライン酸

天然由来のジカルボン酸 | 美白・抗炎症・毛穴ケア

施術時間
毎日の外用(朝・夜)
ダウンタイム
なし
推奨回数
継続使用(最低12週間推奨)

この治療について

アゼライン酸(Azelaic Acid)は、穀物(小麦・大麦・ライ麦)に含まれる天然のC9ジカルボン酸で、皮膚科領域において多面的な薬理作用を持つ成分です。チロシナーゼ阻害によるメラニン産生抑制作用、抗菌作用(特にアクネ菌:Cutibacterium acnes への効果)、抗炎症作用(活性酸素種の抑制)、角質正常化作用を併せ持ちます。

日本では15~20%濃度の外用薬が美容皮膚科で処方され、欧米ではFDA承認の酒さ(rosacea)治療薬としても確立されています。妊娠中でも使用可能(FDAカテゴリーB)という安全性の高さも特徴です。ハイドロキノンやレチノイドに不耐性の患者への代替治療としても有用です。

作用機序

アゼライン酸は複数の作用機序を持ちます。①チロシナーゼ活性を競合的に阻害し、メラノソーム内でのメラニン合成を抑制(美白効果)。②好気性・嫌気性細菌のタンパク質合成を阻害し、アクネ菌やブドウ球菌に対する直接的な抗菌活性を発揮。③好中球が産生する活性酸素種(ROS)のスカベンジャーとして機能し、炎症カスケードを抑制。④異常角化を正常化し、毛穴の閉塞(コメド形成)を防止。これらの多面的作用が相乗的に働くことで、ニキビ・色素沈着・酒さなど幅広い肌トラブルに対応します。

適応症

ニキビ(炎症性・非炎症性)酒さ(rosacea)炎症後色素沈着(PIH)肝斑(melasma)毛穴の開き・黒ずみ肌のくすみ

期待される効果

15-20%アゼライン酸の使用開始後、4~8週間で炎症性ニキビの減少が認められます。12週間の継続使用で色素沈着の有意な改善。酒さの紅斑・丘疹は8~12週間で軽減。ハイドロキノン4%と同等の美白効果を示しつつ、刺激性が低いという臨床データがあります。

臨床エビデンス

Fitton A, Goa KL (1991)
Azelaic acid: a review of its pharmacological properties and therapeutic efficacy in acne and hyperpigmentary skin disorders. Drugs
アゼライン酸20%クリームがニキビおよび色素異常に有効であることを包括的にレビュー。チロシナーゼ阻害と抗菌作用の二重メカニズムを確認 PMID:1706982
Thiboutot D et al. (2003)
Efficacy and safety of azelaic acid 15% gel in the treatment of papulopustular rosacea. J Am Acad Dermatol
丘疹膿疱型酒さに対しアゼライン酸15%ゲルがプラセボ比で有意に改善。12週間で炎症病変が58%減少 PMID:12637916
Breathnach AS (1999)
Azelaic acid: potential as a general antitumoural agent. Med Hypotheses
アゼライン酸のチロシナーゼ阻害作用とメラノサイトへの選択的抗増殖効果を解析。正常メラノサイトには影響せず、過活動メラノサイトを選択的に抑制 PMID:10580532
Draelos ZD et al. (2006)
A comparison of azelaic acid 20% cream and hydroquinone 4% cream for the treatment of facial hyperpigmentation. Clin Ther
アゼライン酸20%がハイドロキノン4%と同等の色素沈着改善効果を示し、副作用プロファイルは良好であることを報告

リスク・副作用

使用初期に軽度の刺激感(ピリピリ・かゆみ・灼熱感)が生じることがありますが、通常2~4週間で軽減します。重篤な副作用は極めて稀。ハイドロキノンのような白斑(ochronosis)リスクがなく、長期使用が可能。妊娠中・授乳中も使用可(FDA Category B)。

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