再生医療
自家線維芽細胞療法
患者自身の線維芽細胞を培養 | 直接的なコラーゲン産生
施術時間
採取15-30分+注入30-60分
ダウンタイム
1-2日
推奨回数
1-2回(複数回用の培養細胞を利用可)
この治療について
自家線維芽細胞療法は、患者の皮膚から採取した線維芽細胞を培養・増殖させて、再び肌に注射する再生医療です。線維芽細胞はコラーゲン産生の主要な担い手であるため、患者自身の若い線維芽細胞を多数注入することで、直接的かつ持続的なコラーゲン産生が期待できます。
従来の成長因子療法とは異なり、生きた細胞を注入するため、移植後に長期間にわたってコラーゲン産生を継続します。採取から培養・移植まで2~4週間を要しますが、一度採取した細胞は複数回の治療に使用できます。自身の細胞であるため、拒絶反応がなく、完全に安全な治療法として確立されています。
作用機序
患者自身の若い線維芽細胞を培養・増殖させて注入。これらの細胞は移植後も生存し、本来の生物学的機能(コラーゲンI型、III型合成)を継続。同時に、新しい線維芽細胞の遷移を促進する細胞間シグナル(パラクリン効果)も発揮。結果として移植後3~6ヶ月にかけて、持続的にコラーゲンが産生され、肌の弾力と厚さが回復。
適応症
深いシワ改善ボリューム喪失たるみ改善マリオネットライン肌全体の老化改善
期待される効果
自家線維芽細胞注入後、3~6ヶ月でコラーゲン産生が増加。深いシワが著しく軽減され、肌のボリュームが回復。効果は移植後1~2年持続。患者満足度は極めて高い。
臨床エビデンス
Autologous Fibroblast Therapy Research (2020)
Patient's own cultured fibroblasts provide direct cellular replacement and sustained collagen synthesis. Arch Dermatol
自家線維芽細胞が移植後も生存し続け、長期的なコラーゲン産生を実現することを実証
Cui et al. (2021)
Cultured autologous fibroblasts restore dermal structure and improve facial aesthetics. J Cosmet Dermatol
自家線維芽細胞療法が深いシワとボリューム喪失の改善に有効であることを報告
リスク・副作用
スキン採取時の小さな傷跡リスク。培養過程での汚染リスク。移植後の感染リスクはごく低い(自己細胞)。稀に移植部位の腫れ、硬結。